休日の予定を他人に決めてもらう。普段と違う行動をする効果。

遅い時間に帰宅するとき、かならず見かけるおじさんがいます。

いつも頭にこういう懐中電灯をつけて、まあまあ人が通る道沿いのベンチに座って本を読んでいます。

なぜ外なのか？
なぜみんなが通る道沿いのベンチなのか？
夏の夜は明かりに虫が集まってくるのに気持ち悪くないのか？
蚊にさされないのか？

答えは謎のままですが、ふと思い出したことがあるので書いていきます。

休日の予定を他人に決めてもらう

10年くらい前、たしか「脳の強化書」という本だったと思うのですが

早速いつも遊んでくれる後輩を呼んで聞いてみました。

ねー。オレが今から何するか決めてくれん？

は？どういうことすか？

実は今、脳にはまってて。
誰かに予定を決めてもらってそれを実行すると普段使わん脳を使って、脳が活性化するげな。

そういうことすか。なら・・・
・今からひとりで服買いに行く
・「普段自分やったら絶対選ばんやろう」っていう服、かつ、「ふざけるんじゃなくて今後も着れる服」を買う
・買った服に着替えて戻ってくる
・僕が見て「平河さんっぽいなー」と思ったらやり直し
・良い店だと無駄遣いを恐れて妥協してしまいそうやけんXXX洋品店（Tシャツ500円とかで売ってて若い人は誰も行かないような店）で買う

平河

「普段選ばん服を買う」とか簡単すぎ。選ばんやつ選ばんやつ・・・

平河

違う！！これはふざけてる！！「今後着れるやつ」ではない！！

意外に難しいな。普段選ばない服。。。選ばない服。。。普段選ばない色。。。そうか！！

ただいま！！どう？

オー！！。いいじゃないすか！絶対選ばんっすね！似合ってますよ！

まじ？！ありがとう！！おかげで世界が広がったわ！「普段絶対選ばん服」って考えながら洋服選ぶことなかったけん楽しかったわー。
今度はちゃんとした店で同じことやってみるわ！

めっちゃおしゃれっすよー！じゃそれ着てメシ食いいきましょー♪

引越しのときに捨ててしまったのでイメージ画像ですが、そのとき買ってきた服がこちら

普段と違う行動をすることの重要性

独立すると自由度が増すため、やったことが無い仕事を依頼されることも多くあります。
その中の大半はこちらから働きかけて得た仕事ではなく「依頼されて」受ける仕事であるため、世間のニーズに合っている場合が多いです。

仕事をルーティン化することも効率化という点では大事なポイントですが、やったことがない仕事に前向きに取り組むためには、「やったことがない」に対する抵抗感を抑えておく必要があります。

（仕事では新しい取り組みを行っていますが、日常生活では全然できていなかったので、昔を振り返ってこの記事を書いてみました。）