「Googleが掲げる10の事実」今は見ることができないけど大好きな経営理念。

WEBの本を読んだときに出会った「Googleが掲げる10の事実」

「Googleの経営理念」のような位置づけとなる言葉です。
残念ながら今は見ることができません。
はっきりとした理由は分かりませんが、時代の変化に伴って変わったのかなと思っています。
Googleの事業収益の内訳も変化していますし、技術の進歩も著しいので。

しかし今でも、WEB担当者はこれを意識してSEO対策(検索順位を上げるための対策)を行う人が多いそうです。
なぜなら、「検索順位を上げる」ということは、「Googleに評価される」ということとイコールだからです。
「Googleに評価される」ことを目指すのであれば、「Googleが進もうとする方向を意識する」必要があります。

このブログに関しては、検索順位を上げる対策はもう少し後で行う予定ですが、SEO対策という目的ではなく、良い記事を書くという目的で、Googleの掲げる10の事実を意識して書いていきたいと思っています。

Googleの掲げる10の事実

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。

いくつかピックアップすると

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Googleの収益の90%近くを占めるのが広告収入です。
その広告収入は、Googleを使って検索してくれる人が多いほど増えます。

  • ユーザーに焦点を絞れば

クライアント(広告主)第一ではなくユーザー(検索する人)第一であれば

  • 他のもの(収益など)はみな後からついてくる

クライアントも集まってくる

まさにそうなっていますよね。
検索エンジンやYouTubeは、無料で使えるうえに、使いやすい。
広告記事はきちんと「広告」と表示されているので、誤解も生まれない。

日本でいうところの「売り手よし、買い手よし、世間良し」とも同じですね。

遅いより速いほうがいい。

すごく当たり前な言葉ですが、例えばブログについて考えてみると

自分のブログをじっくり見てくれると、自分はうれしい気がしますが、読む側としては読んですぐ内容を理解できたほうがうれしいに違いありません。

自分が分かるかどうかではなく、読み手が分かるかどうかという視点を持つ必要があります。
読み手の視点をもつためにはまず、「読み手は誰か」とうところをはっきりさせる必要があります。

情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

スマホのことですね。

「情報を速く知りたい」と思うのは、パソコンの前だけでなくスマホを扱っているときも同じです。
サイトのかっこよさを求めれば、スマホよりパソコンで見るときを意識したくなります。
「それはユーザーが求めることなのか」と考える必要があります。

スーツがなくても真剣に仕事はできる

確かにスーツを着ていないと真剣に仕事ができないわけではないですね。
会社に出勤するのであれば常識的に難しかったりしますが、主婦や障害を持つ人たちなど、場所を選ばず働いてもらうというのは働く側にとっても社会にとっても有効です。

「Googleの掲げる10の事実」のどこがいいのか

僕は「スッと頭に入ってくる」ところが好きです。
自然な言葉でなければ気合いを入れて覚えないと頭に入りません。
そして、気合いを入れて覚えたものはたいがい忘れます。

ブログの毎日更新をはじめて2カ月くらいですが、自分への反省の意味も込めて、この記事を書いてみました。